【島民の一日#5】子どもは元気に島外へ、アクティブ母さんの島ぐらし
シリーズで紹介している「島民の一日の過ごし方」第5回です。
今回は、五島市出身で約20年ぶりにUターンしたスタッフI。子育てを終えた今、どんな島暮らしをしているのでしょうか。
≫長崎県五島市とは?
一日の過ごし方
夫の仕事が鮮魚関係で朝が早いため、疲れて21時前に寝てしまうこともあります。
反対に、仕事終わりにアルバイトや英語サークル、ヨガに行ったり、友人と集まったりと突然アクティブな日が発生することもあります。
島での生活は、車ですぐに動けるのでスケジュールが多い日でも予定が立てやすく助かっています。
以前勤めていた会社にアルバイト勤務しています。
移住支援員の仕事が週休2日なので、どちらかの1日と平日の夜数日をアルバイトに充てています。※市役所の会計年度任用職員のため副業可能。
たまには週2、3日休みをとってぐうたらしてみたり夫や友人と自然を満喫したり島外へ遊びに出てリフレッシュを心がけています。
移住の目的と経緯
高校を卒業して福岡へ進学後、そのまま就職し結婚を機に広島へ。
その後、母も高齢になり、都会で子育てをしながら暮らしていけるのかという不安もあり、2004年五島にUターンをしました。
生まれ育ったところなのでだいたいのことは分かっていたつもりでしたが、大人になって暮らしてみると仕事や子育てを通して、学生の頃よりもっと多くの魅力を発見できました。
移住前と移住後の変化
20代の頃はたくさん友達もできて都会の生活が楽しく、田舎には絶対に帰らん!と思っていました。
30代に入り、仕事中心の生活になると都会で暮らすことの煩わしさを痛感。
どこへ行くにも駅まで歩き、電車を乗り継ぐ生活が煩わしくなり、いざ車を購入してみても駐車場代は高いわ、渋滞はひどいわ、中心部は停めるところがないわで何をするにも大変でした。
一人暮らしの時にはヒトコワ体験もあり、ボーッと生きていてはいけない、気を引き締めて生活しなければと神経は疲れきってしまいました。
五島市にUターンしてからは、渋滞はなく、多くの職場やスーパーなどの施設には充分な駐車場があり、ストレス知らずです。
忘れ物をしてもほとんどの場合自宅にすぐさま取りに帰ることができます(忘れないことが一番ですが笑)。
子どもが学校で熱を出したらすぐに迎えに行き、病院へ連れていくこともできました。
子どもの忘れ物を届けることもたまにあり(笑)心配ごとが減り、身軽な生活。これって幸せなことだな~と実感しています。
子育て期間中もちょっと車で海でも山でも行ける環境があり、共働きで忙しくしていても家族のスケジュールが合う日にはすぐに遊びに行くことが出来ました。
計画を立てることが苦手でそそっかしい私にはここでの暮らしのリズムが心地よく、合っているのかなと感じています。
今は子どもも手を離れ、少し寂しくなってしまいましたが、自分の時間が増えた分、四季を楽しみ、人生のネクストステージに向けてゆっくりと準備を進めているところです。
移住検討中の方へメッセージ
都会も刺激的で楽しいけれど、五島市ではここでしか得られない貴重な時間、生活ができます。
特に仕事と子育てを両立させたいという世代の方はその恩恵を実感することは多いと思います。
個人的には、特に子育ての時期に務めた会社が子どもの用事ごとに寛容な職場ばかり。
学校の行事で休んだり保護者会の用事で1、2時間抜けたりすることも快く承諾してもらい、車さえあればどこに行くにも融通が利く生活は本当にありがたかったです。
三世代同居などはめっきり減ってしまった昨今、高齢化の進む地域では子どもを見るとよそのお子さんであってもかわいく思える人が多いようで、地域で見守るあたたかさも感じられます。
自分も見守る側の世代になりましたので、昔のように子どもたちの声が町中にたくさん響く日を夢見て支援業務に務めてまいります。
まずは、ご家族で五島市を訪れてみて、暮らしてみたい場所かも!と思ったらお気軽にご相談ください。
≫みんなの一日の過ごし方
五島市の移住相談窓口のスタッフそれぞれの一日。
≫マガジンはこちら!
≫質問・相談|離島移住について
島の暮らしや移住までの具体的な流れについてもっと詳しく知りたい方は、五島市移住相談窓口へお気軽にご相談ください。
五島市では、以下の方法で相談を受け付けています。
\ 01.毎月開催!さくっとオンライン相談 /
\ 02.イベントで移住支援員に直接相談 /
\ 03.来島のタイミングで現地相談 /
移住下見や旅行で来島した際は、福江島にある五島市役所(本庁)の窓口で移住相談が可能です。相談の際にパンフレットをお渡ししています。