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【島民の一日#2】インドアOLが福江島で手に入れたふつうの暮らし

シリーズで紹介している「島民の一日の過ごし方」第2回。

今回は、五島市にIターンしたインドア派のスタッフK。インドアタイプは、島でどんな一日を過ごしているのでしょうか。

長崎県五島市とは?

【#2 スタッフプロフィール】
・移住支援員K
・30代女性
・東京生まれ、東京育ち
・2018年五島市(福江島)に単身で移住(その後結婚)
・2020年から移住支援員として勤務
・現在は夫婦、保護猫2匹との暮らし

一日の過ごし方

【オンの一日】
06:30 飼い猫に起こされ起床(猫のお世話、朝食、お弁当の準備他)
08:00 出勤
08:30 始業
12:00 休憩
16:30 終業、図書館orスーパーに寄る
17:30 帰宅、ウォーキング、入浴
18:30 夕食
19:30 フリーランス業務※、猫と遊ぶ
21:30 読書、SNSチェック
22:00 飼い猫とともに就寝

通勤は、自家用車で約15分、徒歩で約5分なので、実際はドアtoドアで約20分です。(移住前に比べて約1時間短縮!感涙)
※市役所の会計年度任用職員のため副業可能。

じぃ〜。毎朝こんな感じ。

【オフの一日】
07:00 飼い猫に起こされ起床(猫のお世話)、布団の中でごろごろ
08:00 朝食、コーヒータイム
09:00 洗濯、掃除、片付け、猫と遊ぶ
10:00 ウォーキング
11:00 フリーランス業務(軽め)
12:30 縁側ピクニック(昼食、読書、YouTube)
15:00 猫と遊ぶ、昼寝
16:00 ウォーキング、入浴
18:00 夕食
20:00 猫と遊ぶ、SNSチェック
21:30 読書
22:00 飼い猫とともに就寝

休日といっても少なからずフリーランスの仕事をしています。根っからのインドア派なので、家で過ごすことが大好きです。(社交的陰キャなので人と遊ぶのは月1回あるか、ないか…)

好きな作家の漫画や小説、エッセイ、ときに自己啓発本と過ごす休日

移住の目的と経緯

20代後半、東京でOLをしていた私は、都会で3.11を経験し、都会で暮らしていくリスクの高さや人工的な刺激にだんだんとストレスを感じるようになりました。(もともと電車と人混みが苦手)

ある仕事帰りの電車の中、暗い窓に映る疲れきった自分の顔にゾッとして「人生でいちばん若いこの瞬間を今の環境のまま過ごしては後悔する」と田舎暮らしを決意。

各地の移住に関する情報を集めながら、九州地方に魅力を感じ、なかでも長崎県に強く惹かれ、下見を兼ねて長崎市内に旅行しました。

ところが、長崎市内は想像を超える都会ぶりに断念。(旅行で行くには◎)

その頃、ちょうど世界遺産登録されたタイミングだったこともあり、五島列島を取り上げるテレビ番組が多く(お●合い大作戦とか)、たまたま読んだマンガ(ば●かもん)の舞台が五島だったことも重なり、五島列島の福江島に興味が湧きました。

すぐに下見の計画を立て、来島。
想像を超える利便性の高さとちょうどいい田舎具合にすっかり魅了され、移住者や地元住民と積極的に交流をしました。

それから両親を説得しつつ、3回ほど来島を重ねるうちに縁あって家と仕事が見つかり、初来島から半年後に五島市民になりました。

雪が降るイメージがなかったから最初は驚いた

移住前と移住後の変化

私は、単身で移住後、島で出会った人と結婚し、そのタイミングでアパートから一軒家に引越しました。

さらに、猫たち(人生初ペット!)と暮らすようになり、気がつけば移住前の暮らしと比べて大きく変化しました。

ただ、“島に移住したから”といって気持ちや考えの部分では、これといった変化はないと思っています。(強いていえば、人との付き合い方が慎重になった)

なぜなら私は、“島らしいキラキラした暮らし”をしたかったわけではなく、“島でふつうの暮らし”がしたかったので、今の暮らしにはとても満足しています。

日常的な変化でいうと、先にも書いていますが、通勤時間が大幅に短縮されました。

車通勤なので、満員電車のストレスからも解放され、毎日好きな音楽をかけて海を横目に通勤しています。

終業時間も早いので、買い物をしたり、図書館に寄ったり、その日の気分で楽しんでいます。
また、自由に使える時間が増えた(移住直後は暇すぎて困った)ので、スキルを活かした複業を始めることができました。

収入の面では、OL時代と比べてガクンと下がりました(最初は不安でたまらなかった)。
でも、島での暮らしは支出が圧倒的に少なく、節約できるポイントもたくさんあるので、貯金は変わらず(むしろプラス)でできています。

さよなら満員電車。こんにちは青い海。

移住検討中の方へメッセージ

移住の目的は十人十色です。

どんな理由でも移住はできますが、大切なのは「移住先でどんな暮らしがしたいのか」を自分なりの目的を作ることだと思います。

なぜなら移住は簡単ではないからです。

家探し、仕事探し、コミュニティなど移住に向けて、登るべき階段はたくさんあります。
そして、その階段をすっ飛ばし、誰かにお膳立てしてもらって移住できるなんてことはありません。(会社の異動とかならあり得る)

できるだけ明確な移住の目的がないと、その階段を登っている途中に疲れてしまい、「もういいや」と諦めモードに入ってしまうんです。(ダイエットと一緒ですね)

私が移住するまでは、当時働いていた職場と調整を重ねて「移住後の暮らし」を想像しながら、できるだけフットワーク軽く行動した結果、家も仕事も運良く見つけることができました。

ただ、決して良いことばかりではありませんでした。
面倒事に巻き込まれたり、変なウワサ話をたてられたり(火のないところに何故か煙が立つ恐さを知った)したこともあります。

ちょうど移住して半年ぐらいの頃に「もう帰ろうかな」と本気で思ったときもありました。

それでも五島市に住み続けたのは、「なんのために移住したのか?」、「また都会に戻ってストレスフルな生活を送りたいのか?」と自分に問いかけ、せっかく来たんだし、もう少しふんばってみようと思ったからです。

また、移住後に出会った方の中で私を応援してくれる方や近くでサポートしてくれる人がいたおかげでもあります。

今では、そんな経験を活かして移住支援員をしています。いま五島市は、移住先にとても人気ですが、家探しや仕事探しなど自分で動いていかないと先に進めません。

私たち移住支援員は、スムーズに移住するまでのヒントや島で暮らす“メリットとデメリット”などをお伝えしています。

移住後に「こんなはずじゃなかった!」とならないように、それらを理解したうえで移住に向けて、ひとつずつ階段を登っていきましょう。

物欲がなくなった反面、食欲は増えました(うまかもんが多い!)

≫みんなの一日の過ごし方

五島市の移住相談窓口のスタッフそれぞれの一日。

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≫質問・相談|離島移住について

島の暮らしや移住までの具体的な流れについてもっと詳しく知りたい方は、五島市移住相談窓口へお気軽にご相談ください。

五島市では、以下の方法で相談を受け付けています。

\ 01.毎月開催!さくっとオンライン相談 /

\ 02.イベントで移住支援員に直接相談 /

\ 03.来島のタイミングで現地相談 /

移住下見や旅行で来島した際は、福江島にある五島市役所(本庁)の窓口で移住相談が可能です。相談の際にパンフレットをお渡ししています。

【窓口での相談予約】
出張等により移住支援員が不在にしている場合がありますので、事前に相談のご予約をお願いしております。
お電話(0959-76-3070)、または問い合わせフォームより来庁日時を事前にご連絡ください。
※対応時間:平日9時~16時の間(12時~13時は除く)

五島市役所3階 地域振興部 地域協働課 移住定住促進班
所在地:長崎県五島市福江町1番1号3階

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