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移住者目線!旅行&移住下見のアドバイス #五島≪後編≫

※後編の記事です※
前編を読んでいない方は、まずはこちらをご覧ください!

こんにちは。五島市役所の移住相談窓口の公式noteです。

この記事は、移住者である移住支援員の実体験を元に、これから五島市へ下見を兼ねた来島を検討中の方に向けた、来島の際に気をつけてほしいポイントや現地での過ごし方についてまとめています。

長崎県五島市とは?

\この記事を書いている人/
・東京生まれ、東京育ちの30代
・2018年に五島市(福江島)へ単身移住(移住7年目)
・2020年から五島市の移住支援員として勤務


まずは≪前編≫からチェック!



07_平日を絡めて来島する


これも筆者の実体験です。
土日月でも、金土日でも構わないので平日を最低1日絡めると市役所に訪問することができます。

今は、オンラインで移住相談できますが、移住パンフレットや移住支援制度に関する書類などの受け取りは、やはり市役所の窓口で、となります。

筆者も移住前に市役所の移住相談窓口で当時の移住支援員とお話しました。やはり直接会って話したほうが、より現地の雰囲気が伝わり、ささいな会話からヒントが得られましたね。

移住を視野に入れた来島であれば、平日に市役所へ訪れる時間を計画に入れていただけると嬉しいです。

窓口では「つばきねこ」がお迎えします(出張中は不在)。

【移住相談窓口について】

  • 五島市役所(本庁)3階 地域協働課

  • 開庁時間内(8時30分〜17時)

  • 移住支援員が不在の場合があります。

  • 可能な限り来島前にお電話、または公式ホームページの「お問い合わせ」から必要事項をご記入の上、窓口で移住相談希望の旨をご連絡ください。



08_人との会話を意識する

来島したものの、ただレンタカーを借りて、ただ海を巡って、ただ美味しい料理を食べて、ただホテルに泊まっては、本当にただの旅行です。旅行なら完璧の工程ですが、移住下見ならコミュニケーションを意識しましょう。

レンタカー屋さん、宿泊先(とくに民宿やゲストハウス)、飲食店(とくに居酒屋やバー)では、現地の方と話すチャンス。地元出身の方もいれば、移住の方もいます。相手の迷惑にならない程度に、いろんな方と積極的にお話してみましょう。

初めての人は、芋づる式にどんどん人が繋がっていくことに驚きとちょっとした恐ろしさ(笑)を感じるくらい、人と繋がりやすい島ですよ。

何を食べるか迷うほど、島はうまかもんに溢れてる!

09_事前準備はマスト

事前準備?
チケットもホテルもレンタカーも予約したけど。

いいえ、これは旅行の準備であって、忘れてはならないのが移住下見の事前準備です。

ただの旅行で終わらせないためには、現地でどう行動するかが重要なポイント。そのために必要なのが事前準備です。筆者が実際に下見来島時に行った事前準備をリストアップしました!

  1. SNSで五島市(現地)の飲食店や施設をチェックする

  2. グーグルマップのストリートビューで道をチェックする

  3. 観光スポット以外の行きたいところをリストアップする

  4. 話を聞きたい人をリストアップし、アポを取る

一つひとつ解説します。

計画も道中も休憩を挟みながら進めましょう。
  1. SNSで五島市(現地)の飲食店や施設をチェックする
    飲食店をはじめ、五島市内にあるお店の多くはインスタグラムのアカウントがあります。積極的に発信しているので、島民も最新の情報を得るにはインスタグラムを活用しています。

  2. グーグルマップのストリートビューで道をチェックする
    慣れない土地で、しかも田舎なので急にあぜ道とか激狭な道が出てくるかも・・・と不安になり、グーグルマップで島を巡りました。思ったよりも綺麗に舗装された道(国道もある)に安心しつつ、車の少なさと軽トラ率の高さに驚きました(笑)

  3. 観光スポット以外の行きたいところをリストアップする
    スーパーなど生活に必要なお店をはじめ、移住者が経営する飲食店、移住の情報が得られそうな場所を書き出しました。
    今は、移住者が経営するお店がとても増え、インスタグラムのプロフィール欄に「◯◯から移住」と記載しているアカウントもあるので、よくチェックしてみてください。

  4. 会いたい人をリストアップし、アポを取る
    例えば、レストランやカフェの経営者が移住者で「会ってみたいな」と思ったら、必ずお店に予約をしましょう。予約をするときに「移住の話を聞きたい」と伝えておくと相手も心構えができます。(お店によってはNGな場合もある)忙しいランチタイムなどは避け、なるべくお店の希望時間に合わせましょう。
    ※とくに飲食店では、突然訪問する、何も注文しない(支払いしない)、話だけをする、長時間拘束するといった行為は大変迷惑なのでご遠慮ください。



10_現金を用意する

筆者が移住した当時と比べて、キャッシュレス対応のスーパーやコンビニが増えましたが、都会に比べるとまだまだ現金支払いが主流のお店が多いのが現状です。

とくに個人経営の飲食店では、現金支払いのみのお店が多いので、支払いに困ることがないように来島する際は現金を多めに用意しておくことをオススメします。



11_営業時間に注意

現金支払いのみのお店が多いと書きましたが、同じくらい気をつけていただきたいのが飲食店の営業時間です。

五島市にある飲食店のうちチェーン店は、3店(うちピザ屋が2店)のみ。他の飲食店はすべて個人経営となります。そのため、営業時間や定休日はさまざま。
ランチ営業は、11時30分頃〜14時がとても多いです。13時にはラストオーダーするお店もあります。

旅行で来島された方で、「14時過ぎにランチしようと思ったら、どこも開いていなかった・・・」というランチ難民を何人も見てきました。
開いてないものは仕方がないので、その場合はコンビニやスーパーで食材を購入し、海や公園で自然を満喫しながらランチを楽しみましょう。そんなひとときも良いものです。

ゴミは必ず持ち帰りましょう。

また、「ネットでは営業中となっていたのに、行ってみたら閉まっていた・・・」、「せっかく行ったのに満席と断られた」ということもありえます。個人経営なので、やむを得ない事情で臨時休業する場合もありますし、座席数が限られたお店が多いことも(田舎の)特徴です。

どうしても訪れたい飲食店がある場合は、予約(または、来店前に電話で問い合わせ)を強くオススメします!

五島市の観光・旅行情報サイト
「五島の島たび」グルメ個店



12_移住下見お助けアイテム

移住の下見といっても、ネットで調べられる情報では結局のところ観光で終わってしまうことも無きにしもあらず・・・

せっかく時間とお金をかけて来島するのだから、「あー楽しかった!」で終わらせてはもったいないですよね。
有益な旅にしたい方にオススメなアイテムが、「下見マップin福江島」です。

移住者である筆者が、“自分が移住する時にあったら良かった”をテーマに制作した五島市完全オリジナルのパンフレットです。

移住支援員オリジナル「下見マップin福江島」

【パンフレット配布について】

  • 五島市役所(本庁)3階 地域協働課

  • 開庁時間内(8時30分〜17時)

  • 来島前にご入用の方は郵送します。公式ホームページの「お問い合わせ」から必要事項をご記入の上ご連絡ください。

  • 数に限りがあります。ネットには掲載していません。



まとめ


いかがでしたでしょうか。
前後編に渡って、ただの旅行で終わらせない移住下見のポイントをお伝えしました。

行ったことない、よく知らない土地へいきなり引っ越すことはなかなかリスクが高いこと。さらに、五島市は離島なので、ハードルがぐんと上がります。

ごく稀に、たくさんの荷物とともに「移住したいです」と移住相談窓口に来られる方がいます。が、残念ながら過去の記事でも書いたように、五島市の場合はすぐに理想の家が見つかることはほとんどありません。

荷物とともに来られた方は結局、今まで住んでいたところ(または実家)に帰って仕切り直し、という流れになります。(中にはホテルやゲストハウス滞在を続け、どうにか家を見つける方もいますが)

スムーズに移住するためには、下見は必須です!
ぜひ記事の内容を参考に、来島の計画を立ててみてくださいね。


【最新】移住イベント


五島市の移住相談窓口では、Uターン&Iターン支援員による移住イベントを定期的に開催しています。

毎月開催のオンライン移住相談をはじめ、東京や大阪で出張相談会やセミナーでは、移住してから「こんなはずじゃなかった!!」とならないように、五島で暮らしている私たちだからこそ伝えられる、島暮らしの「良いこと」、「悪いこと」をしっかりお伝えしています。

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オンライン個別移住相談とは
・Uターン&Iターン支援員2名と相談者1組の個別相談
・毎月1〜3回(平日と休日)※出張イベントにより異なる
・1日5組限定
・30分〜最長50分

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おかげさまで五島市の個別移住相談は大変人気のため、募集開始早々に定員に達するケースが多くなっています。
最新情報は、ホームページでお知らせしているのでこまめにチェックしてみてください。


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