見出し画像

五島のいただきもの美味自慢

10月に入り、五島も心地よい季節になりました。
これから寒くなっていくにつれて、島の食材もますますおいしくなります。食卓で四季を楽しむことができるのも、島(田舎)ならではだな~と贅沢に思います。

画像15

私たち移住支援員は、日々の暮らしの中でご近所さんから食材をいただくこと(おすそわけ)がよくあります。

こういった暮らしの様子を移住相談会でお話しすると、「そういう暮らしに憧れています」とみなさん言ってくれます。(もちろん、住む場所や環境によって異なりますが)

いただくものの内容は、暮らしている地域によって異なるところもおもしろくて、相談員の間ではよく『最近もらったおいしいもの』の話をおすそわけしあっています。

今回は、そんな私たち相談員のいただきもの美味自慢にお付き合いいただければと思います!

― ― ― ― ― ― ― ― ―

相談員H「3日連続●●!バラエティーに富んだ食材たち」

生粋の五島人、相談員Hです。

この夏は天気が悪い日が続きました。土日が晴れず海で泳げなかったのが心残り…
でも、「いただきもの」のおかげでご機嫌な夏を過ごせました。

なかでもテンション爆上がりだったのは、お刺身ウィーク。
3日連続でお刺身をいただきました!しかも釣れたて新鮮な魚たち。
目を閉じて旨味を味わいつくしました。

画像1

1日目:ヤズ(出世したらブリになる)

画像2

2日目:ヤズ

画像3

3日目:カツオのタタキ

量が半端ないので、とても1日では食べきれません。
ヤズは、初日はお刺身で、翌日は漬け丼でいただきました。カツオは、我が家で食べられない分をご近所さんにおすそわけしました。

そして、お刺身以外もいただきました。

画像4

産みたて卵

画像5

メロン

画像6

旬の野菜

野菜は、パプリカ、唐辛子、さつまいも、きゅうり、ゴーヤ、トマト、とうもろこしとバラエティーに富んだラインアップ。

いただきものって、食卓が一気に豪華になってとっっっても嬉しいです!新鮮豊富な食材を気軽に譲り合える島の環境に今日も感謝。

― ― ― ― ― ― ― ― ―

相談員A「家に帰ったら謎のビニール袋が。中に入っていたものは・・・」

結婚を機に、長崎市からIターンした相談員Aです。

五島市へきて16年。産直スーパーで見る食材はほとんど頂いたのでは?というくらい、よく食材をいただきます。

野菜、果物、魚、米、手作りの梅干しなど、嬉しいものばかり。趣味で野菜を作っている方も多く、旬になるといっせいに出回るので、たくさんもらったけど家にもある…と、おすそ分けのおすそ分けが発生することもあります。

画像7

こんなふうに帰宅したら、玄関のドアに袋がかかっている…ということも。頂き物から贈り主がだいたい分かるようになったので、慣れたなあと思います。

今回いただいたのは、夏野菜のオクラです。とれたて新鮮なので、産毛が剛毛。

画像8

茹でて、マヨネーズをつけて食べるのが一番好きです。
縦の断面を見せると、切っただけなのにオシャレっぽくなって便利ですね。
薄切りにして醤油をかけてご飯に乗せたり、肉巻きにしたりと、いくらあっても困らない万能食材です。

お返しをしなきゃ、と気負わなくても大丈夫。
お惣菜がおいしくできたときに、取り分けて持って行ったり。ドライブがてらに寄った店のお菓子を一緒に食べたり、日常のどこかで感謝をお返ししています。

― ― ― ― ― ― ― ― ―

相談員K「五島に来たころを思い出す、島ならではの味わい!」

東京からIターンした相談員Kです。

私が食材をいただくことが多いのは、大家さんやご近所の方。大家さんのご主人が漁師さんということもあり、いただくものは魚7割、野菜2割、手作りのおかず1割です。
ときには夕飯をなにも用意しなくても良いくらい、ご飯ものからおかず、おつまみまでいただくこともあります。

こちらが、最近いただいたもの。

画像9

手前から黒むつ2匹、赤イサキ、連子鯛。(写真にはありませんが目鯛もいただきました)

画像10

このときはどれもお刺身でいただきましたが、残った身は煮付けにしたり、天ぷらにしたり、余すことなくおなかに。こんなに立派な魚をたくさんいただけるなんて、ほんとうにありがたいことです。

五島に移住した初日の夜。引っ越したばかりで何も揃っていない私に、大家さんがお刺身と九州の甘い醤油、そして「よう来たね」と大学芋とお赤飯をくれました。すごくうれしかったです。

やさしい大家さんに恵まれて本当によかったなぁと、今でも食材をいただくと移住したあのころを思い出します。初心忘るべからず。私にとって大切な、第二のおふくろの味です。

― ― ― ― ― ― ― ― ―

相談員C「子どもを泣きやますなら●●がいちばん?!」

海外からIターンした相談員Cです。

私が住む地区は、200人も住んでいないような小さい集落ですが、魚と温泉が有名です。なので、いただくものは魚介類が中心です!

この間、泣いてる友達の子供を抱っこして港を散歩していたら、漁師さんたちが泣き止ますためにみんながアカムツを差し出してくれて、思わず笑いました。

私の自慢のいただきものはこちら!

画像14

記念すべき初おすそ分けは大漁の太刀魚と冬野菜♪

画像12

レンコ鯛もきれい~
アクアパッツァで食べました♪

画像13

これ、仕入れの量やろ。笑

画像14

上の2枚が初めのころで、下の2枚がそれから2ヶ月後。我ながら撮り方が雑ですね笑 そのうちバチが当たる気がします。

お魚をくれる漁師さんたちの船ではよく飲み会をしています。通りかかると誘われて、船の中で一杯飲みながら落ちる夕日を見ていると、本当に贅沢な暮らしをしているな~としみじみ思います。

自給自足どころか他給他足で生きていける。「島暮らし」やっぱり最高です!