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それは誤解?!五島に移住する前に知るべき事実

2024年3月26日更新

こんにちは。五島市役所の移住相談窓口の公式noteです。

毎年移住者が増え続けている五島市。
メディアで取り上げられる機会が増え、数年前に比べると五島の知名度はぐーんと上がりました。ネットの世界でも、観光サイトや個人のブログなどで紹介され、さまざまな情報が溢れかえっています。

それなのに、未だに「え!そうなの?!」と驚かれる五島のあれこれ。
この記事では、移住者であるスタッフも移住時に勘違いし、「移住当時に知りたかった!」と思える情報をまとめました。

読み終わる頃には、五島や移住の基本がわかるはず!さっそく見ていきましょう。


勘違いあるある

01_「ごしま」じゃない

知名度が上がったおかげで、今ではだいぶ減りましたが、それでも時々「ごしま」と言われることがあります。「ごとう」なのでお間違いなく!

ちなみに、五島市の移住相談窓口で「ごしま」と発言したら、スタッフにムッとした顔をされますので(笑)、あらかじめご了承ください。

02_「五島」という島は存在しない

これは移住者スタッフが移住当時に混乱した勘違いですね。
「五島」という名前の島は存在しないのです。

「五島に移住したい!」と言っても、「五島のなに島に移住したいのか?」という話になります。

さらに衝撃なのことに、五島列島は5つどころか100を超える島々で成り立っているのです。では何故、五島列島といわれるのか・・・

有力な説として、大きな島が5つ(福江島、奈留島、久賀島、若松島、中通島)あるから、また遣唐使時代、空海(弘法大師)が海上に浮かぶ5つの島影を見たからそう呼ばれるようになったという説があります。

五島のことを知るなら、まずは列島の成り立ちを理解しましょう。

長崎県と五島列島と五島市の範囲を示した地図

03_五島列島は1つの行政区域じゃない

これも移住者スタッフを混乱させた、五島列島の成り立ちを理解するには避けて通れないポイントです。

五島列島は、1つの行政区域ではありません。

五島市、南松浦郡新上五島町、北松浦郡小値賀町、佐世保市、西海市の5つの行政に分かれているのです。(いずれも長崎県)

五島列島の行政区域をざっくり示した地図

このnoteは五島市のアカウントで、五島市の島は以下になります。

福江島(有人)、奈留島(有人)、前島(有人)、葛島(無人)、久賀島(有人)、蕨小島(有人)、椛島(有人)、赤島(有人)、黄島(有人)、黒島(無人)、島山島(有人)、嵯峨ノ島(有人)、姫島(無人)、男女群島(無人)他

五島列島-Wikipedia
長崎県五島市の島々(有人島のみ記載)

つまり、上記以外の離島は、五島市ではない行政区域となるため、移住の支援や制度がまったく異なります。

五島市への問い合わせでよく間違えられるのが、お隣の新上五島町です。

移住を希望する島は何島なのか、そしてそれはどこの行政区域になるのかを事前にチェックして、管轄の自治体に問い合わせましょう。

ちなみに、五島列島の島々の中で橋でつながっているのは、ほんの一部です。大きい島を含めて、ほとんどの島間は船で行き来します。

04_下五島とは呼ばない

上五島があるなら、下五島もあるんだ!と思いますよね。
実際に五島市のことを「下五島」と呼んでいたり、「下五島」と紹介しているサイトがあったり、見聞きする機会は多いと思います。

決して間違いではありません!

ただ、「下五島」という地名でも、自治体の名前でもないため、私たち五島市は、「五島市」、または「五島」と呼んでいます。(五島=五島列島と認識できちゃうので、なるべく避けていますが・・・)

全国の自治体が参加する移住のイベントでも、「五島市」で参加しています。
過去に、五島市のことを「下五島」で認識してしまい、私たち五島市のブースが見つからなかったという方がいました。

絶対ではありませんが、「五島市」、「五島」で認識しているほうが、いろんな場面で話は通じやすいと思います。

05_五島列島は南じゃない

これは、移住相談窓口のスタッフをはじめてから勘違いしている人の多さに驚きました。
これまで受けた移住相談で、「南の島が理想」、「暖かいところに住みたい」と言われた回数は数しれず・・・

五島列島は、南ではなく西です。
日本列島の地図を見てみましょう。

福江島の有名スポット「大瀬埼灯台」は、九州西端の五島列島の中でも最西端に位置しています。

「南の島に住みたい」、「暖かいところに住みたい」と相談されたら、冬に時々雪が降るような島に暮らす私たち五島市のスタッフは、沖縄や鹿児島の離島などをおすすめするしかありません。(もちろん五島市の魅力をPRしたうえで!)

移住先を決めるにあたって、何がいちばん重要なのか、反対にどんなことなら妥協できるのかを考えていくと、だんだんと移住候補地が絞られていきますよ。

移住に関する問い合わせは、圧倒的に福江島です。(福江島の人口は32,041人、次いで人口が多い奈留島は1,808人/令和6年2月末時点)

福江島の市街地

よくある質問

田舎は空き家も多いから、家は見つかりますよね?
田舎は仕事が少ないだろうから、その中から選ぶしかないよね?
仕事が先に見つからないと移住できないよね?

これは、地方移住について情報収集中の方から寄せられることが多い質問です。

一般的な田舎のイメージってこんな感じですよね。でも、五島市の場合は違うんです。

そう、これらの質問にざっくり答えるといずれもNOです。

え?!そうなの?と思った方は、一度、五島市の個別移住相談や移住セミナーに参加してみてください。

ネットで検索して得られる情報には限りがあります。
さらに、いつ誰が書いた内容なのか、不透明な部分が残る記事を参考にして、思っていたのと違う結果になっても困りますよね。

Uターン&Iターン支援員による移住イベントは、正確で具体的でリアルタイムな内容で、五島市の情報収集にはもってこいです!

これまで五島市の移住イベントに参加された方からは、「為になった!」という感想が多く寄せられています。

・ネットでは得られなかった現地の情報を知ることができた
・良いことだけでなく、ちゃんとデメリットも教えてもらえた
・他の地方や離島の情報を元に聞いたら、いろいろ真逆で驚いた
・自分なりに計画した移住までのスケジュールを見直すことができた
・この先どうすればいいか、やるべきことがクリアになった

移住してから「こんなはずじゃなかった!!」とならないように、五島で暮らしている私たちだからこそ伝えられる、島暮らしの「良いこと」、「悪いこと」をしっかりお伝えしています。

スキマ時間でちまちまと情報収集を続けるよりも、1、2時間でさくっと移住や島暮らしの解像度をぐーーーんと上げてみませんか?

【最新】移住イベント

五島市の移住相談窓口では、毎月開催のオンライン移住相談をはじめ、定期的に東京や大阪で出張相談会も開催しています。

オンライン個別移住相談とは
・Uターン&Iターン支援員2名と相談者1組の個別相談
・毎月1〜3回(平日と休日)※出張イベントにより異なる
・1日5組限定
・30分〜最長50分

おかげさまで五島市の個別移住相談は大変人気のため、募集開始早々に定員に達するケースが多くなっています。
最新情報は、ホームページでお知らせしているのでこまめにチェックしてみてください。

皆さまのご参加お待ちしています!!

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